Node.js は nvm (Node Version Manager) を使ってインストールします。ホームディレクトリ ~/.nvm 以下に git リポジトリを取得します。
% git clone git://github.com/creationix/nvm.git ~/.nvm
~/.nvm/nvm.sh
を読み込むことで、nvm
コマンド(シェル関数)が使えるようになります。
% source ~/.nvm/nvm.sh
% nvm help
....
シェルログイン時に、nvm.sh を読み込むようにしておくと便利です。
% vim ~/.bash_profile
...
[[ -s $HOME/.nvm/nvm.sh ]] && source $HOME/.nvm/nvm.sh
....
本記事執筆時点の最新安定版 Node.js v0.8.16 をインストールします。
% nvm install v0.8.16
....
% node --version
v0.8.16
npm (Node Package Manager) を使って Node.js のパッケージをインストールすることができます。npm
は node.js
に同梱されています。
% which npm
~/.nvm/v0.8.16/bin/npm
npm で Webフレームワークの express をインストールします。-g
オプションをつけてグローバルインストールしておきます。
% npm install -g express@3.0.6
% ls ~/.nvm/v0.8.16/lib/node_modules
express npm
% which express
~/.nvm/v0.8.16/bin/express
% express --version
3.0.6
express
コマンドで、アプリケーションの雛形を生成します。以下の例では -tejs
オプションでテンプレートエンジンに ejs を指定しています。
% cd /path/to/node/project
% express -tejs sandbox
create : sandbox
....
install dependencies:
$ cd sandbox && npm install
run the app:
$ node app
作成したアプリケーションディレクトリ以下に移動し、npm install
で依存パッケージをローカルインストールします。
% cd sandbox
% npm install
# ローカルインストールでは ./node_modules にインストールされます
% ls ./node_modules
ejs express
node app
で、http://(HTTP_HOST):3000 でサーバが起動します。CTRL-C で停止します。
% node app
Express server listening on port 3000
app.js
routes/*.js
あたりを見ると、express は Sinatra ライクなシンプルなフレームワークであることがわかります。
% vim app.js
....
app.get('/', routes.index);
....
% vim routes/index.js
....
exports.index = function(req, res) {
res.render('index', { title: 'Express' });
};
....