Xcode は /Developers 以下にインストールされますが、インストーラでディレクトリを指定することができます。この方法で複数バージョンの Xcode を共存させることができます。
Max OS X 10.6 Snow Leopard 上に、Xcode3/4 の共存環境を作る例で説明します。
- Xcode4.2
- /Developers にインストール - xcode_4.2_for_snow_leopard.dmg
- Xcode3.2.6
- /Xcode3 にインストール - xcode_3.2.6_and_ios_sdk_4.3.dmg
必要に応じて Xcode をアンインストールしておきます。アンインストール後、OSを再起動します。
$ sudo /Developer/Library/uninstall-devtools --mode=all
Xcode3 のインストール先として /Xcode3 を作成します。
$ sudo mkdir /Xcode3
xcode_3.2.6_and_ios_sdk_4.3.dmg より、Xcode3 をインストールします。「インストールの種類」でパッケージ Essentials のインストール先を /Xcode3 に指定します。Essentials 以外のパッケージはチェックを外してインストールしないようにします。
- System tools
- Unix Development
- Documentation
- Mac OS X 10.4 SDK
xcode_4.2_for_snow_leopard.dmg より、Xcode4 を通常通りインストールします。/Developers にインストールされます。
以上の手順で /(Developers|Xcode3)/Applications/Xcode.app を使い分けることで共存する事が出来ます。