Sunday, May 27, 2012

Xcode4 と Xcode3 の共存環境を作成

Xcode は /Developers 以下にインストールされますが、インストーラでディレクトリを指定することができます。この方法で複数バージョンの Xcode を共存させることができます。

Max OS X 10.6 Snow Leopard 上に、Xcode3/4 の共存環境を作る例で説明します。

Xcode4.2
/Developers にインストール - xcode_4.2_for_snow_leopard.dmg
Xcode3.2.6
/Xcode3 にインストール - xcode_3.2.6_and_ios_sdk_4.3.dmg

必要に応じて Xcode をアンインストールしておきます。アンインストール後、OSを再起動します。

$ sudo /Developer/Library/uninstall-devtools --mode=all

Xcode3 のインストール先として /Xcode3 を作成します。

$ sudo mkdir /Xcode3

xcode_3.2.6_and_ios_sdk_4.3.dmg より、Xcode3 をインストールします。「インストールの種類」でパッケージ Essentials のインストール先を /Xcode3 に指定します。Essentials 以外のパッケージはチェックを外してインストールしないようにします。

  • System tools
  • Unix Development
  • Documentation
  • Mac OS X 10.4 SDK

xcode_4.2_for_snow_leopard.dmg より、Xcode4 を通常通りインストールします。/Developers にインストールされます。

以上の手順で /(Developers|Xcode3)/Applications/Xcode.app を使い分けることで共存する事が出来ます。